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複数の歯を失ってしまった方のための治療方法

歯がほとんどなくても
負担を軽減した
インプラント治療をご提案

多くの歯を失ってしまうと、従来のインプラント治療では10本以上のインプラントを埋め込む必要があり、費用面や身体への負担が非常に大きくなります。
そのため「インプラントは自分には無理」と考える方も少なくありません。ところが、最近では埋入本数を最小限に抑えながらも、しっかりと噛む力を取り戻せる治療法が確立されてきました。その代表例が「オールオン4」や「オールオン6」と呼ばれる新しいインプラント治療です。

オールオン4/オールオン6

オールオン4は、片顎にわずか4本のインプラントを埋入し、その上に人工の歯列を装着する治療方法です。
従来であれば骨造成などの追加手術が必要になるケースでも、骨が残っている部位を選び、インプラントを斜めに埋め込むことで安定を図ることができます。条件が合えば、手術したその日に仮歯を装着できるため、治療後すぐに食事や会話が可能になるのも大きな魅力です。
一方、オールオン6は6本のインプラントで歯列を支える方法で、より高い安定性と耐久性を得られるのが特徴です。特に噛む力が強い方や長期的に安心して使用したい方に向いています。

オールオン4/オールオン6の魅力と利点

少ない本数で費用を抑えられる

従来のインプラント治療は、失った歯1本ごとにインプラントを埋め込む必要があり、その分費用が大きく膨らむ傾向にありました。オールオン4は片顎にわずか4本(または6本)のインプラントで全体の歯列を支えるため、治療費を大幅に抑えられる点が大きな特徴です。

身体への負担を軽減できる

埋入本数が少なく済むオールオン4は、外科的処置の回数や範囲も小さくなります。そのため、従来の多数のインプラントを埋め込む治療に比べて手術時間や回復への負担が軽く、体へのダメージを最小限に抑えられます。

手術当日から仮歯を装着できる

条件が整えば、手術を行ったその日のうちに仮歯を取り付けられる「即時荷重」に対応可能です。これにより、治療中でも会話や食事に大きな支障をきたさずに生活を続けられるのがメリットです。
ただし、骨量が著しく不足している場合には、骨造成や骨移植を行った上で、インプラントを埋入する必要があります。

骨造成を避けられるケースが多い

オールオン4では、骨の残存量が多い部位を選んでインプラントを斜めに埋め込む手法を取ります。
この「傾斜埋入」によってインプラントと骨の接触面積を広げ、強い固定力を確保できます。そのため、骨量不足であっても骨造成を行わずに治療を進められるケースが多く、患者様の負担軽減にもつながります。

インプラント
オーバーデンチャー

総入れ歯が合わない方へ

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーは、複数の歯を失った場合に選択できる治療方法のひとつです。
顎の骨に数本のインプラントを埋め込み、その上から入れ歯を装着して支える仕組みで、通常の総入れ歯よりも高い安定性が得られます。
入れ歯部分は取り外しができるため清掃も容易で、日常的なお手入れもしやすいのが特徴です。
当院では、患者様の口腔内の状態やライフスタイルに合わせ、インプラントオーバーデンチャーを含む最適な治療法をご提案しています。

オーバーデンチャーの特徴

入れ歯の安定性が向上する

従来の総入れ歯は粘膜に吸着させて使うため、会話や食事の際にずれたり外れたりするリスクがありました。
オーバーデンチャーではインプラントにより義歯をしっかりと固定できるため、安定性が高まり快適に使用できます。

治療費を抑えやすい

片顎すべての歯を補う場合でも、必要なインプラントは最少2本から対応可能です。そのため、1本ずつ埋め込むインプラント治療に比べて費用を抑えられるのが利点です。
また、現在使用中の入れ歯を加工して活用できるケースもあり、慣れた義歯をそのまま使える安心感もあります。

身体への負担が少ない

埋入本数が少なくて済むため、手術の規模を小さくでき、身体的な負担も軽減されます。
高齢の方や体力面で不安のある方にも適した選択肢といえるでしょう。

骨量が少なくても可能なケースがある

骨吸収が進んで骨量が不足している場合でも、骨が残っている位置を選んでインプラントを埋入できれば、骨造成や骨移植を行わずに治療できる可能性があります。
入れ歯部分は取り外しができるため、清掃方法は従来の義歯と変わらず衛生的に保てます。さらに、入れ歯が破損した場合でも修理や作り直しが比較的容易で、長期的にも安心して使い続けることができます。